王さまとその仲間たち。

大人気アニメ「K」の一挙放送を見ました。

どこかのレビューで「重要なところは表現されていない」と評されてたアニメなんだけど、わたしはそう感じない。
 
重要なところは人それぞれだし、なによりそれを選択する間の作り方が上手いアニメだなあという印象が強い。
それは尊が王になった理由だったりとか、ヴァイスマンが黄金の王に告げるさよならの意味だったり。
彼らのこれからどうなっていくのかわからないまま、エンディングでは紅の力の象徴である赤い光が舞い踊って終わる。とても刺激的。
 
伏線を回収するためにコミックスや小説、公式スタッフの発言が重要なのも面白い演出だなと思う。
派生ではなくて、あくまでもK projectの一部だよ、というようなスタンスなんだろうと思う。
見る、見ないが、視聴者の選択に委ねられるところも面白い。
 
2年ぶりくらいに一気に見たけど、ずるいなあと思いました。ずるいなあ。

可愛い女の子もいっぱいなので、男の人にこそ見て欲しいアニメ。